第09章:RAGの流れを理解しよう 📚
RAGは、AIが回答する前に関連文書を探して、contextとして渡す考え方です。
「AIに記憶させる」のではなく、「必要な資料を渡して答えてもらう」イメージです。
1. RAGの流れ 🧭

基本の流れです。
ユーザー質問
↓
質問をembedding
↓
Vectorizeで関連文書を検索
↓
D1/R2から本文を取得
↓
Workers AIへcontext付きprompt
↓
回答
検索と生成を組み合わせます。
2. なぜcontextが必要? 🧠

AIは、あなたのアプリ固有の最新データを最初から知っているわけではありません。
そこで、関連する資料を一緒に渡します。
質問: この教材のKV章を要約して
context: KV章の本文
資料に基づいた回答に近づけます。
3. 出典を表示する 🏷️

検索結果のsourceやtitleを回答と一緒に出します。
{
"answer": "...",
"sources": [
{ "title": "KV入門", "id": "note_123" }
]
}
ユーザーが元資料を確認できるようにします。
4. 注意点 🔐

RAGでも、AIが間違えることはあります。
- 関連文書の取り違え
- context不足
- 古い情報
- 権限のない文書の混入
検索対象と権限管理が大切です。
5. 章末チェック ✅

- RAGの基本の流れが分かる
- Vectorizeで関連文書を探す理由が分かる
- D1/R2から本文を取る構成が分かる
- 出典を表示する意味が分かる
- 権限のない文書を混ぜないと分かる
この章で覚える一言はこれです。
RAGは、検索した資料をAIに渡して回答させる設計です 📚