第02章:console.logから始めよう 📝
最初のログは console.log() で十分です。
ただし、何を出すか、何を出さないかを決めることが大切です。
1. 基本のconsole 🧩

Workersでは、次のようなconsole APIを使えます。
console.log("request started");
console.warn("slow response");
console.error("external api failed");
ログの重要度によって使い分けます。
log → 通常の記録
warn → 注意したい状態
error → 調査が必要な失敗
2. 文字列だけだと探しにくい 🔎

次のログは、後で探しにくいです。
console.log("failed");
どこで、何が、どのリクエストで失敗したのか分かりません。
少し情報を足します。
console.error("request failed", {
route: "/api/todos",
requestId,
status: 500,
});
3. 出してはいけないもの 🔐

ログに何でも出してはいけません。
- APIキー
- password
- secret token
- Cookie全文
- Authorization header
- 個人情報の本文
- AIへの長いプロンプト全文
ログは便利ですが、漏れると困る情報もあります。
4. requestIdを付ける 🪪

リクエストごとにIDを作ると追跡しやすいです。
const requestId = crypto.randomUUID();
console.log("request started", {
requestId,
method: request.method,
path: new URL(request.url).pathname,
});
エラー時も同じrequestIdを出すと、流れを追えます。
5. 章末チェック ✅

console.log、warn、errorを使い分けられる- 文字列だけのログが探しにくいと分かる
- secretや個人情報を出さないと分かる
- requestIdで追跡できる
- ログは安全性も考えて書くと分かる
この章で覚える一言はこれです。
ログは“あとで調べる自分”へのメモですが、秘密は書かないようにします 📝