第09章:Tail WorkersとLogpushの役割を知ろう 🚚
最初はDashboardや wrangler tail で十分です。
でも本格運用では、ログを外部の監視サービスや保存先へ送りたくなることがあります。
1. Tail Workersとは 🧵
Tail Workerは、別のWorkerの実行情報を受け取るWorkerです。
公式ドキュメントでは、producer WorkerのHTTP status、console.log()、uncaught exceptionsなどを受け取れると案内されています。

Producer Worker
↓ execution info
Tail Worker
↓
外部ログサービス
ログを加工して送るような発展用途です。
2. tail() handler 📥
Tail Workerには tail() handlerを書きます。

export default {
async tail(events): Promise<void> {
for (const event of events) {
console.log(event.outcome);
}
},
} satisfies ExportedHandler;
初心者はまず「そういう仕組みがある」と知るだけで大丈夫です。
3. Logpushとは 🚚
Logpushは、Cloudflareのログを外部ストレージやSIEM、ログ管理サービスへ送る仕組みです。
長期保存、横断検索、監査が必要な場合に使います。

Cloudflare logs
↓ Logpush
R2 / S3 / SIEM / log platform
Workers Trace Events Logpushも選択肢になります。
4. いつ必要? 🧭
次のような段階で検討します。

- チームで本番運用している
- 長期保存が必要
- 監査やセキュリティ要件がある
- 複数サービスのログを一緒に検索したい
- 外部監視ツールを使っている
個人学習では、まずDashboardと wrangler tail で十分です。
5. 章末チェック ✅
- Tail Workersの役割が分かる
tail()handlerの存在を知っている- Logpushは外部へログを送る仕組みだと分かる
- 本格運用で外部ログ連携が必要になると分かる
- 初心者はまず基本ログから始めればよいと分かる
この章で覚える一言はこれです。
Tail WorkersとLogpushは、ログを外へ運んで本格運用につなげる仕組みです 🚚
