第08章:Analytics Engineで独自イベントを記録しよう 🧮
Workers Analyticsで基本的な情報は見られます。
でも、アプリ独自のイベントを記録したいときはAnalytics Engineが候補になります。
1. 独自イベントとは 📌
たとえば、次のような数字です。
- Todoが作成された回数
- 画像アップロード件数
- AI要約にかかった時間
- Queue jobの種類
- 検索キーワードの件数
- 管理画面の操作回数
標準メトリクスだけでは見えない、アプリ固有の出来事です。
2. Analytics Engine binding ⚙️
wrangler.jsonc にAnalytics Engineのbindingを書きます。
{
"analytics_engine_datasets": [
{
"binding": "ANALYTICS",
"dataset": "app_events"
}
]
}
Workerでは env.ANALYTICS として使います。
3. イベントを書き込む ✍️
イベントを書き込む例です。

env.ANALYTICS.writeDataPoint({
blobs: ["todo_created", userId],
doubles: [durationMs],
indexes: [requestId],
});
公式ドキュメントでは、Analytics Engineへの書き込みはnon-blockingでWorkerのlatencyを増やさないと案内されています。
4. 何を記録するかが大事 🧭
何でも記録すればよいわけではありません。
よい: eventType, duration, status, featureName
注意: email, prompt本文, message本文
個人を追いすぎない、集計しやすい設計にします。
5. 章末チェック ✅
- Analytics Engineは独自イベント向きだと分かる
- bindingのイメージが分かる
writeDataPoint()の基本が分かる- latencyへの影響が小さい設計だと分かる
- 記録する項目を選ぶ必要があると分かる
この章で覚える一言はこれです。
Analytics Engineは、アプリ独自の数字をあとで見るための記録場所です 🧮
